薬師生姜は、松岡勉・英子の夫婦による新農法で栽培が始まりました。
松岡勉は定年退職後、健康に毎日を過ごすために安心安全の野菜を自ら栽培していました。そんな折、旧知の友人より生姜栽培を持ちかけられました。これを承諾し、いざ始めてみたところでその友人は体調を崩してしまい、一人でやりくりしなければならない状況になりました。
そこで生姜栽培について勉強し、FFC農法を取り入れるなどの独自の工夫を重ねながら、手探りでようやく収穫までこぎつけました。
そうしてできた生姜は、繊維(スジ)が少なく、香りがよく、さわやかな風味が口いっぱいに広がる辛さだけではない良質な生姜となりました。出荷後にはその評判がクチコミで広がり、北は北海道から南は九州まで各地の方々からお礼のファックスや手紙が届くほどの好評をいただいています。
いつの間にか食した人たちが『薬師生姜』と呼ぶようになり、そのまま命名しています。
熊本で生姜といえば東陽村(現・八代市)が有名です。その理由は土壌が良質な生姜栽培に適しており、生産が盛んに行われているためです。 その恵まれてた土壌は東陽のおとなり小川町にも広がっており、やはり生姜栽培が盛んな地域です。
小川町の土から生まれる自然の恵みをより良いものにするための土づくりから生姜栽培は始まります。
手作業での植付。土を被せた後も、種生姜に十分な栄養を行き渡らせるための工夫があります。
夏の日差しを浴びてスクスク育つ生姜。が、おなじくして雑草も伸びてきます。草をむしってパイロゲンを振りかけて栄養補給!
そして迎える実りの秋。生姜は一つの種から何倍もの大きさに成長します。
生姜自体のポテンシャルは世界各地でも昔から知られており、中世イギリスでコレラが流行した際には時のイングランド王ヘンリー8世により生姜の普及が図られました。また、五千年の歴史を培ってきた漢方薬の調合において、生姜は7割もの種類に使用されるといわれています。
健康に良いとされるものは次々と新しいものが出てきていましたが、近年になり身近な生姜が見直されているようで、様々な書籍やテレビなどで取り上げられることが多くなってきました。
薬師生姜はそんな生姜の力を十二分に引き出しながら、味と香りも豊かな文字通り他とは一味違う生姜であると自負しています。
すばらしい生姜といっても、いざ食べるとなると冷奴の上に乗せたり生ものと一緒に...と薬味としての利用が主となってしまします。
もっと手軽に薬師生姜を味わう方法は?その答えが薬師生姜ジャムです。
薬師生姜の風味を100%引き出すために加水を一切行わないこだわりの製法で誕生したジャムは評判を呼び、販売を希望される声が多くなったため本格的な生産を行うことになりました。
とはいえ小さな規模の生産です。生姜の洗浄・皮むきから瓶詰めまで、ほぼ手作業の文字通り手作りジャムです。
材料 | |
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豚肩ロース(バラ肉でも可)200~300g 薬師生姜ジャム小さじ2~3杯 |
しょうゆ大さじ2杯 さけ少々 |
生姜そのものが持つパワーは昔から知られているところですが、それをさらに高める方法が近年注目を集めています。
その方法とは、生姜をスジに沿ってスライスし蒸し器で十分蒸した後に天日で乾燥させるというものです。
これにより体を温める成分であるショウガオールが増加し、逆に体を冷やす成分であるジンゲロールが半分以下に減少。それに伴い脂肪燃焼や新陳代謝を促す働きが飛躍的に高まります。
この効果はTVや書籍でも取り上げられ大きな反響を呼んでいます。が、ご家庭で作る分にはかなりの手間がかかるうえに、乾燥状態のままでは用途が限られています。
そこでDANRAN研究所では製法にひと工夫加えたうえで、使い勝手のよい粉末に加工したウルトラ蒸し生姜の生産を開始しました。
回転寿司や牛丼屋のチェーン店が軒に並ぶ昨今、必ず置いてある紅ショウガや甘酢生姜(ガリ)は一番身近な生姜加工食品と言えます。
この二つは口直しのための添え物として置かれているだけではなく、食事の際に一緒に摂ることで胃もたれの防止に一役買っています。
また寿司に使われるガリは、生ものを扱う上での消毒の役割もあります。
ですが、近年はほとんどが中国産の生姜を使った大量生産品ばかり。そこで安心安全な国産材料として薬師生姜を使った甘酢生姜を作りました。
製造法はオーソドックスなものですが、素材の違いが美味しさの違いであることを実感する一品です。
手軽に薬師生姜をお試しいただけるよう、お手頃な価格と量の粉末生姜もご用意しています。風味付けの調味料としてご活用ください。
もともとは九州や四国・近畿南部の山中に自生するセリ科の植物で、ヒュウガトウキ・イヌトウキの総称です。江戸時代の薩摩藩においてはその効能の高さから「神の草」として栽培し珍重され門外不出の秘薬であったとされています。
昔から効力は知られているものと思われますが、ヒュウガトウキの根が生薬として認められたのは平成に入ってからと、近年になって再注目されています。
このような希少性にくわえ、医学的な検証結果により効果が確かなものになったこともあいまって、名前と評判は高まっています。そんな日本山人参の8年物の苗を縁あって託されたDANRAN研究所では、多くの方に日本山人参の魅力に触れていただくために、加工・販売することにしました。
大阪薬科大学・日本薬草研究会による臨床試験の結果によれば、血管を広げて血液の循環を促進することで...
1パック3g入りのお茶を出す場合...
使用後のパックはお風呂に入れて入浴剤として再利用できます。