DANRAN研究所の仲間の方から「高齢のため手を入れられないまま放置していたみかん山が荒地になっている」というお話がありました。 さらに「そこは九州自然歩道の沿道のため、それなりに人通りもある中で景観を悪くしていることが心苦しい」とも言われました。
そこで、みんなで協力し合って、荒地を整備してみようということになりました。
DANRAN研究所のメンバーと、その家族や友人たちで始めた開墾でしたが、いつしかハイキング中の方の飛び入り協力も得られるようになりました。
そうして無秩序に茂った草木を切り開き、昔のきれいな山の景観を取り戻していく作業をやっている間に、皆が気付きました。
拓けた地はゆかりファームの協力のもと、ブルーベリー畑する予定でしたが、それだけでなくみんなが活動できる場にしようと、草スキー場・竹炭窯・石垣を利用したギャラリーなどを手作業で作り始めました。
「だんらん村」と名付けた当地。まだまだこれからなのですが、この活動を隣の福岡・佐賀、遠くは東京・三重の方々が地域活性のモデルにしたいと訪問され、広がりをみせつつあります。